原作と微妙に違うのはドラマではよくある事なので気にしてない(笑)
個人的には面白かった。
作者の海堂尊氏はブラックペアン 1988・ブレイズメス1990・スリジエセンター1991を『バブル三部作』と呼んでいる。
こう書くと二宮ファンはドラマの続編を期待するかもしれないが、残念ながらブレイズメス1990とスリジエセンター1991には渡海は出て来ない。
理由は簡単でドラマでは渡海が主人公で描かれていたが原作三部作では研修医の世良くんが主人公だから(笑)
この世良君はバブル三部作で主人公だが、別の作品にも登場する。
ジェネラル・ルージュの伝説は1991年ごろの話で医局長になっている。
極北クレイマー・極北ラプソディでは潰れかけの病院を再生させる『病院債権請負人』として登場する。
極北ラプソディでは花房が再登場。ジェネラル・ルージュと呼ばれた速水よりも世良を選んだ(はず)
高階は桜宮サーガと呼ばれる田口・白鳥コンビのシリーズでは東城大学の学長として登場する。ゴンタって名前にコンプレックスがあったはず(笑)
ブラックペアンで佐伯教授の片腕となって動いていた藤原看護師長はチームバチスタの栄光以降のシリーズでは田口の愚痴外来の看護婦として登場している。
海堂作品(桜宮シリーズ)はイロイロな所でリンクしていて、どれから読んでも面白いのだけど・・・もうこのシリーズは書かないのかなぁ?