一昨年、自宅サーバー用に購入したDell OptiPlex 760(中古)だが、メモリーを8GBまで増設してるのにとりあえず旧サーバーのデータをそのまま移行して使う為にCentOS5.7+VMWare Server 1系なんて構成になっていた。
VMWare Serverで仮想化してるからゲストOSにScientific Linux 6系(SL6)をインストールして徐々にコンテンツ入替える・・・なんて考えだったのだけど、ホストとVMWare Server 1系の相性のせいかSL6やCentOS6がインストールすら出来ない事が判明(--;)
しばらく放置してたのだけど、この3連休(2013年9月14日~16日)でKVM化してみた。
まず、元データは残しておきたいのでFANがうるさくて止めた玄箱に使ってる1.5TBのHDDでホストを構築する。
ホストOSはSL6.4。VMWare Server のゲストOSのようにインストールすら出来なかったらどうしようか・・・と思ったが、なんのトラブルもなく普通にインストール完了。
インストール時に仮想化のツールを入れてないのでKVMが使えるように設定をする。
※ この辺りはMediaKissLabにそのうち書く事にする。
次に、旧サーバーからVMWare Serverで使っていたイメージをコピーしてKVMのイメージに変換する。
2GBスプリットしてる場合のコマンドはこんな感じ
qemu-img convert -f vmdk -O qcow2 *-s???.vmdk kvm_disk.img
※ ???はbashで連番で作成されたファイルを順番に実行したい場合などに指定する。
出来たファイルをKVMのイメージディレクトリにコピーする
OptiPlex 760はHDDが1本しか繋げないので、
イメージ作成→Windows端末にダウンロード→新しいサーバーで起動→Windows端末から転送
って具合に面倒な手順を踏んだ(^^;)
後はXMLを用意するだけなのだが、既存のXMLをコピーして数か所変更するだけで起動してくれるはずだったのだけど、どうもうまくいかないので普通にインストールコマンドを叩いて、インストーラーが起動したら強制終了。
すぐにvirsh start ゲスト名で起動すればVMWare Serverで動作してたゲストがKVMで起動してくる(はず)
最初はMACアドレスが違うのでネットワークに繋がらないので、VNCで繋げてネットワーク回りを修正したら完了。
後はちゃんと動作してるか確認したら完了。
外部からの作業用でインストールしてたWindowsXPはWindows 7 Starterに変更。
外部から接続にはTeam Viewerを利用。個人利用であれば無料で利用可能。
iOSやAndroid端末からのアクセスできるので便利(あまり使わないけどw)

- 出版社/メーカー: TeamViewer
- 発売日: 2011/12/14
- メディア: アプリ
- この商品を含むブログを見る
一応、保険にVNCポートも空けておいた(^^;)
次はWEBサーバーをSL6.4(ゲスト)へ移行する予定。