気持ちはわかるんだけどね

取引先の会社からとある相談をうけたのだけど、その内容が

 『エンドユーザーから止まらないサーバーを○○万円で用意してほしいって言われたんだけど協力して貰えるかな?』

って事で、しかも保守のお金は出せないけど止まったらメッチャ怒られるとか・・・

 

『止まらないサーバーなんていくらお金があっても作れません』と断ってやろうかと思ったけど、弱小企業としては少しでも売上をあげないといけないので一応提案はしてみた。

 

で・・・何が言いたいかというと、たとえクラウドであろうと現時点でサーバー単体で構成されていれば止まらないサーバーを組むことは不可能だと思ってる。

ただ、ロードバランサーやオートスケーリングや分散ストレージやデータベースなどが利用しているクラウドサービスで提供されていれば止まりにくいサービスを提供する事可能かもしれない。

 

しかし、その為には設定や調整のノウハウが必要になり、初めて触るような人がホイホイと設定できるものではない。

そして、そのノウハウにこそ価値があるのだが『止まらないサーバー』とか言ってる人に限ってそういう事をわかってない。

 

インターネットが普及して、携帯やスマホでどこでもホームページを閲覧出来るからホームページを重要と考えるのは理解できるんだけど、それならそれなりの予算を組んでくれって事が言いたいだけなんだけどね。