『今日は早く帰らないと』と隣の人が突然言うので
「なんかあったっけ?サッカーは金曜日じゃないの」と聞くと
『月食やん』と・・・
そうすると別の奴が『金環月食か?』とか言うので
「皆既月食だよ・・・ん?金環月食と皆既月食と何が違うねん?」
とかアホばっかりでした(^^;)
そもそも金環があるのは日食だけですね。
月の軌道が楕円形の為、日食になる時の月の位置により太陽の方が大きく見える場合に『金環日食』(円の縁が光る日食)になるのですね。
ところで、皆既月食はなぜ赤く見えるのでしょうか?
皆既月食は月と太陽の間に地球が入って一直線になる時に起こる現象です。
太陽の光は地球の大気を通過する時に波長が短い青い光は散乱してしまい、波長の長い赤い光は大気中の粒子に影響を受けにくいのでわずかに屈折しながら月に届く。
この為、皆既月食は赤く見えるのですね。もし、大気中の粒子(ゴミ)が少なければ青い光の散乱も減少して赤い色は薄くなるはず。
つまり、赤く見えるほど大気が汚れている事になる(--;)
この現象は夕日が赤く見えるのと同じ事だそうな。
現実ではムーンストラック(青い月の光)はなかなか地上まで届かないかもしれない・・・(^^;)