仕事で管理してるとあるサーバーはアカウントやパスワードを盗まれてスパムメールを大量に送信されないよう監視をする為、海外のIPアドレスからSMTP AUTHを実行されて正常に認証されたらアラートメールを送るように設定が仕込んであったりする。
先週末くらいから、そのサーバーのあるドメインのアカウントでUSからSMTP AUTHの認証が通ったとアラートが来るようになった。
メールログを見る限りではスパムっぽい感じではなかったので海外出張にでも行ってるのかと思ってたのだけど、あまりにも多くなってきたので調べてみたところIPアドレスの逆引きからCloudMagicというサービスを利用してる事がわかった。
CloudMagic is an award winning email app for iPhone, iPad and Android
さて、このサービスは何かと言うと、iOSやAndroidのモバイル端末にインストールするアプリケーションで最大5個のメールアドレスを集中管理出来るってモノらしい。
アプリは無料で、インストールしてみたが広告らしいモノは入らない。う~ん、どんな方法で収益を上げてるんやろ??
まぁいいや。
アプリの評価やGoogle先生に聞いてみると評価が高いみたいで、設定方法をブログや記事にしてるサイトも多数あった。
さて、ここで最初の話に戻ると、アプリから送信してるメールがなぜUSのIPから送信される事になるのか?
アプリ上でPOP3(IMAP)やSMTP AUTHの設定をするのだけど、送信や受信は設定されたサーバーに直接アクセスするのではなく、CloudMagicのサーバーに接続情報を全て保存して、そこからメール受信や送信を行っているからである。
OAuthに対応してるサービスならアカウントとパスワードは不要って規約には書いてあるけど、メールサーバーでOAuthに対応してるのは少ないんじゃないかな?
で、OAuthが使えないサービスを登録する場合はアカウントとパスワードの情報は(暗号化して)サーバーに保存しちゃうよ!
って規約に書かれている。
まぁ、規約が英語なのでちゃんと読めないんだけど(^^;)
CloudMagicのサーバーを経由するって事は、送受信のメールを読み取られたり、アカウント情報を抜かれちゃったりする危険性はすごいあるよね・・・。
もちろん規約にはそんな事はしませんって書いてあるんだろけどねwww
個人的には便利だと思うけど、知らないサーバー経由でメールを送受信するのは怖いのでこのアプリは使わないだろうなぁ~(--)
こういう仕様になってる事を知らずに使ってる人は結構いるんじゃないかなぁ・・・
オイラもこういう事が無ければ調べなかっただろうから(^^;)
でも、便利だって納得して使ってるなら知らない方が幸せなのかもしれないね(汗)
そんな事を言ったらGmailも一緒やんって事になるから・・・。