会社にある古いNEC Express5800には今では消えると困るPHPで作った管理ツールがいくつか動いている。
KVMで動いてるのでサーバを移設する事は簡単なのでHP DL360G7の中古をヤフオクで買って貰った。
コマンドラインで管理しても良いのだけど、どうせならWEBベースで管理出来た方が良いかと思ったのでオープンソースで使えそうなのを探してみた。
結論から言うとセキュリティとかあまり気にしない社内サーバであれば「kimchi」が構築も運用も楽っぽい。
oVirtもインストールしてみたけど、本格的過ぎて運用が面倒なのとメモリを食いすぎるのがネックで諦めたw
で、kimchiは前から検証とかしてたので、インストール手順が残してあったんだけどなぜか書いてある通りにしても動かない??
考えてもわからないのでGoogle先生に聞いてみるとどうやらRPMがあるみたいなのでサクッとyumでインストールする。
yumを使えば依存関係で必要なモノも勝手に入れてくれるからねw
yum -y install epel-release
yum -y install https://github.com/kimchi-project/wok/releases/download/2.5.0/wok-2.5.0-0.el7.centos.noarch.rpm
yum -y install http://kimchi-project.github.io/gingerbase/downloads/latest/ginger-base.el7.centos.noarch.rpm
yum -y install https://github.com/kimchi-project/kimchi/releases/download/2.5.0/kimchi-2.5.0-0.el7.centos.noarch.rpm
バージョンはアップデートするだろうから、ファイルがみつからないとかのエラーになったら階層をさかのぼって確認してちょ(^^;)
インストールが終わればCentOS7の場合Firewall-cmdの設定をする
firewall-cmd --add-service=wokd --permanent
firewall-cmd --reload
次にサービスの起動と自動起動の設定
systemctl start libvirtd
systemctl start wokd
systemctl enable libvirtd
systemctl enable wokd
VNCのキーマップが英語なので日本語にする為にPythonファイルを修正する
cd /usr/lib/python2.7/site-packages/wok/plugins/kimchi/xmlutils
vi graphics.py
変更前
graphics = E.graphics(type=params['type'], autoport='yes',
変更後
graphics = E.graphics(type=params['type'], autoport='yes', keymap='ja',
python -c "import graphics"
python -O -c "import graphics"
systemctl stop wokd
systemctl start wokd
こんな感じでOKだと思う。
買ってもらったサーバにインストールする時に不備があれば修正するよ(^^;)
本当は自宅サーバもWEBベースで管理できるようにしたいんだけど、CPUのスレッド数とメモリ量を考えるとコマンドラインの方が良いんだろうな