いつもなら本屋に寄ったら新刊が積んであるところを確認してみつけるのだが、今回はなみかわさんに教えて貰うまで気が付かなかった(^^;)
タイトルから北海道とか北の方で事件が起こるのかと思ったが、東京都内の北。
浅見の地元である北区での事件でした(^^;)
読売新聞のヨリモで連載してた話ですね。
ネタバレになるので買って読まれる方は読まない方が良いかも・・・。
あとがきにも書いてあるのだけど、この物語はミステリー小説だけど殺人事件がメインじゃない。
誰も死なない訳じゃ無いけど、それは浅見が興味を抱かないヤクザ同士のいざこざであって、メインは消えた妖精のブロンズ像の行方を探すこと。
いつもの通り、物的証拠は無いまま浅見が見聞きして構築した説明で犯人を追いつめていく。
1日で読み終えてしまった(^^;)

- 作者: 内田康夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/08/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
この小説の中で刑事局長のお兄さんから結婚について問いただされる光彦。
何冊か前の話で携帯電話を持つ事を母上から許可を貰ったり
愛車のソアラがもう販売されてないとか・・・
小説が発売される時期にあわせて浅見の世界にも多少の影響が発生する。
しかし・・・光彦は永遠に33歳なのだ。
ちびまるこちゃんやさざえさんのようにずっと同じ年齢のままなのだ。
それなのにだ!浅見は114件もの事件を解決しているのだ。
年間の約1/3で事件が起こってる。事件が3日~4日で解決する訳ないのだから、事件を解決する前に新しい事件が発生して、なんだかんだで首をつっこんでいく浅見。
なんて事を言いだしたら面白くないので、深くはつっこまない(^^)