そういえば、あれも日テレ系だったなぁ・・・

昔、火曜サスペンス劇場という2時間ドラマの枠で水谷豊主演で浅見光彦シリーズを放送してた事があるのだけど、作者の内田康夫さんがドラマの内容が原作とあまりに違うので日テレにはもう作品の映像化はさせないとブチ切れしてシリーズが終了した事があった。

日テレはその後、浅見光彦シリーズの廉価版みたいなドラマを水谷豊を主演に火曜サスペンス劇場で放送してた。

昔からそういう体質なんだろうなぁ・・・全てのドラマ制作者がそうだとは言わないけど

アニメ化にしても、ドラマ化にしても1クールでは全ての内容を映像化しようとすると時間が足りないから、設定やストーリーをある程度変えて1クール内で区切りの良いところまで進めたい気持ちはわかる。

アニメはワンピースやドラえもん名探偵コナンとかは別として基本1クール。長くても2クール。人気ある作品で2クールx2(2クールと3クールの間に半年間が空く)って感じ。

ドラマだと原作ものはほぼ1クール

個人的には2023年10月~12月に放送してた『フェルマーの料理』は単行本を買って読んでるくらいなので期待してたのだけど、1~2話くらいで原作漫画の内容が終わっちゃったので、この後どうするのだろうって思ったら完全オリジナルストーリーになってて・・・面白ければ良かったんだろうけど、個人的にはイマイチだったので途中で見なくなった(--;)

原作とアニメやドラマなどメディア化は別作品だからと割り切ってる原作者さんであれば構わないのだろうけど、原作の魅力を出来るだけ映像化して欲しいと事前に条件をだされていて、その条件を納得の上で映像化するのであれば制作側の落ち度だと思うのだけどな。
今回の事を反省して今後にどういかすのか、日テレさん次第だと思う。

それでも亡くなった人は戻ってこないのだけど・・・