Certification Authority Authorizationとは?

CAAレコード・・余り聞きなれないレコードだけど、Certification Authority Authorizationって事らしく、bindやPowerDNSなどほどんどのDNSサーバで対応しているレコードらしい。

SSL証明書を使ってない人にとっては、それがどうしたなんだけど(^^;)

 

どうやらCA/BrowserForumでSSL証明書を発行するには、そのドメインサブドメインで証明書を発行できる認証局を指定しておく事ってのが必須と決まったそうな。

なので、2017年夏以降に徐々に対応し始めてるみたいなので利用してる業者によっては既にSSL証明書を取得にはCAAレコードを追加しておく必要があるかもしれない。
ただし、すぐには出来ないだろうからってのでSSL発行業者の方で一定期間はCAAレコード無しでも発行できる対応をするそうな。

CAA対応についてはRFC6844への準拠って事らしい。

RFC 6844 - DNS Certification Authority Authorization (CAA) Resource Record

 

例えば、Let's Encryptのみを許可したい場合のbindのzoneファイルには以下の様に追記する

例)
example.jp    IN  CAA 0 issue "letsencrypt.org"
example.jp    IN  CAA 0 issuewild ";"
example.jp    IN  CAA 0 iodef "admin@example.jp"

 

1行目のissueで認証局を指定。

  example.jp    IN  CAA 0 issue "letsencrypt.org"
  example.jp    IN  CAA 0 issue "fujissl.jp"

こんな風にissueを複数行書けば信用する認証局を増やす事は出来る(はず)


2行目のissuewild ";"はワイルドカードを使ったSSL証明書は申請を拒否する場合にこのように書くそう

 

3行目は不正な証明書登録や更新をされた場合の連絡先メールアドレスです。

 

# dig example.jp caa
って問合せすればちゃんと返事がある。

なるほどねぇ~

 

 

 これは関係ない(笑)DNSって検索したら最初に出て来た(^^;)

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 こっちは構築した事ないんだよねぇ

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 おぉ~こんなのあるんだ。買わないけどねw

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うむぅ~やっぱ発売日が新しい本の方が最新情報になってるだろうから良いんだろうね